1月7日から13日のメモ


登場する主な人
画賊の面々(玉野大介、Maggie、加藤遼子、
吉田和夏、橋口優、前田ビバリー、私)、
木村了子さん、木内貴志さん、天野萌さん、
岡山泰士さん(もんちょ先生)



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2013年1月7日(月)

午前6時過ぎ、夜行バスで京都駅に着く。
疲れていたせいかぐっすり眠りこけてしまい、
降りるときにちょっと慌てる。
夜行バス、いかにも旅!って気分になるので
良い。朝から動けるのも好きだ。

早朝の京都は静まり返っている。あてどなく
さまよった後、京都タワーの銭湯に向かう。
そういえば和夏さんも夜行バスで来るはずだったなぁと
思いながら脱衣所に入ってびっくり、そこにはすでに
ひとっ風呂浴び終えた全裸の和夏さんが!
和夏さんと会うのは久々、妙な遭遇にちょっとはにかむ。

その後、ふたりで東寺などを見てまわり、
「京都、案外あったかいね〜」など言いながら、
10時頃、会場である京都伝統工芸館へ。
京都伝統工芸館は、とてもきれいな建物。
通路を含めた4階の1フロア丸々使わせていただく。
かなり広い。
会場に入ると、「胎内巡りと画賊たち」展の、胎内巡り
の部分がすでに出来ていてワオ!となる。
タイトルは比喩だと思われる方も多いのだが、本当に
あるのだ、真っ暗闇の胎内巡りが。
胎内巡りは建築ユニット mono.(岡山泰士さん、
森田修平さん)によるもの。

途中、玉野さんと前田ビバリーが合流し、届いていた
みんなの荷物を次々開けていく。あっという間に
ごちゃごちゃした空間になる。
刷り上がったばかりの漫画画賊も、ちゃんと届いてホッ。
表紙はかとぅ〜さん(加藤遼子さん)の息子さん、朔ちゃん。
朔ちゃんは画賊のフォトジェニックだ。

夜、これから15日間お世話になる木村了子さんの
おばさまの家に向かう。
きれいな2階建てで、今は空き家となっているそうだ。
ガスが通っていないので、お風呂は銭湯に行く。
楽しい銭湯ライフの始まり。はしゃいでコーヒー牛乳を買う。
銭湯といえばやっぱりコーヒー牛乳(瓶)だと思いながら、
横目ですかさずアイスのラインナップをチェック。
よし、明日はアイスの実にしよう。




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2013年1月8日(火)

展示の搬入、設営の日。
和夏さん、ビバリー、はしゆうちゃん(橋口優)と、
天野萌さんの大家さんちにお邪魔する。
展示に使う畳やこたつをお借りするためだ。

大家さんちは4階建てくらいの迷宮みたいな家で、
なんだかすっごい。一番上の階はバースペースに
なっていて、ミニ空中庭園あり。
今は使っていないので誰かに貸そうと思っているとか。
地下には立派な弓道の練習場もある。大家さんは
弓道の名人だそうだ。一同感心しきりでほへ〜となる。
畳、こたつ、ついでにグッと来た郷土玩具もお借りする。

荷物を先にトラックで運んでいただき、和夏さん、
ビバリー、はしゆうちゃんと近くの喫茶店でモーニング。
日頃から画賊で喫茶店に行くことが多い(画賊会議は
純喫茶で開かれる)ので、私のアイスコーヒー好きと
付け合わせのサラダ嫌いがおのずとバレていく。

おなかを満たし、会場へ向かう。みんなで
畳をせっせと運ぶ。会場はやはりごちゃごちゃしていて、
だんだん途方に暮れ始める。
大まかな配置を決め、あとは直感で、平面作品は壁に、
みんなが作ったミンゲイ品(立体作品)はテーブルの上に
設置していく。木村さん、mono.の岡山さん、
通称もんちょ先生がテキパキ動く。たっのもしい〜。
一方、今それやらなくても良いじゃんということを
ついやってしまう私、和夏さんの絵馬の紐ねじねじ
するのにハマったりして、バ・カ。
立体作品にまぎれて、各々コレクションしている郷土玩具や
お土産品も並べる。どれが買ったものでどれが作ったものか
分からないくらいに。
和夏さん作のミニ提灯で照らしながら暗闇を歩くという
胎内巡りのシステムもうまい具合に決まる。

夜、萌さん宅でみんなで鍋をする。かねてより闇鍋案が
出ていたので、和夏さんと私とで、味噌キムチ鍋ベースの
黒すりごま大量投入の黒鍋を考える。
闇=黒、闇鍋の本当のルールは無視する。
良い展示になりそうな予感に満ち、皆鍋や酒がすすむ。
何を話したかあまりよく覚えていないが、萌さんおススメの
イケメン店長のブログの話が妙に印象に残っている。




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2013年1月9日(水)

設営は昨日のうちに終え、今日はお休み。
木村さんのおばさま宅に、玉野さん、マギーさん、
和夏さん、はしゆうちゃん、ビバリーが大集合。
小さなこたつにひしめき合う6人。

私は毛もじゃこけし、ビバリーは張り子の土台をたくさん
持って来ていたので、朝から皆で絵付け大会を開催する。
思わず熱中し、肩が凝る。

お昼は近所のお総菜屋さんにお弁当を買いに行く。
マギーさんがはしゆうちゃんに「お好み焼きと焼きそば買って
半分こしようよ」と提案するので、え〜なに、この二人
仲良いじゃん、ヒュ〜とひそかに思う。
後日談、はしゆうちゃんはマギーさんが急にうち解けて来たので
ドキドキしたそうだ。ヒュ〜(ちなみにマギーさんは既婚者)

ちょっと買い物に出たタイミングで、はしゆうちゃんが
ふいに私が描いた漫画の感想を語り出すので思わず
ポッとしてしまう。面と向かって作品の感想を言われるのは、
本当にいくつになっても慣れなくて、つい耳が真っ赤っか
になる。ダサい大人だぁ。
細身の男のぴっちりセーターってイイヨネなど言いながら
家に戻る(漫画の話だよ)。

夕方、玉野さん、マギーさんが帰った後も作業はなお続く。
夜9時頃になり、ようやく夕飯ムードになる。
こういった集中具合に、皆ものづくりに生きる者なんだなぁと
しみじみする。出来上がったばかりのミンゲイ品が
テレビの上にずらり並ぶ。
夕食はピザをとって皆で食べる。いよいよお泊まり会らしく
なって来て楽しい。

銭湯帰り、皆でたこ焼きを衝動買いする。遅くまで
やっているたこ焼き屋が近所にあるのだ。
夜中に食うたこ焼きは妙にうまい、背徳感だ。
この旅、食べてばかりいる気がする。




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2013年1月10日(木)

展示初日、オープニング。
長崎県五島の念仏踊り、チャンココを画賊的に
アレンジしたチャンポコを披露する。長崎出身の
ビバリーのアイディア。
花笠をかぶり、腰みのを付け、手には鈴と打楽器持って、
「あ、ソーレ」「あ、ドッコイ」など言いながら会場を練り歩く。
打楽器は100円ショップで買い揃えたお鍋のふたなど。
平日の15時からスタートということで、お客さんは約1名。
なんとなくのタイミングで、はい、このへんで〜といった
感じでチャンポコはおのずと終わる。ペコ〜。

だんだんとお客さんが増え、皆でこたつを囲んだりして
ゆったりとした時間が流れる。
外国人観光客がいたので、展示の説明をする。
驚いたり笑ったりしてくれるのでうれしい。
ワオ!(Wow!)が本場の発音だ!当たり前だけども。
木内さんの顔出しパネルのことは、日本の伝統的な
お楽しみだと伝える。
お客さんと話したりしているうち、あっという間に
初日が終了。

夕方、はしゆうちゃんとお別れ、長野に帰ってしまう。
寂しいけど楽しい4日間だった。

夜、「よしみ」というお店で打ち上げをする。京風おでんに
クジラ料理、京芋の唐揚げにカンゲキする。
その後、皆で先斗町などをブラブラし、十日ゑびすへ。
そこで、おじいちゃんを数人はべらした舞妓はん
(芸妓はん?)を目撃!い、色っぺす〜。
ああ、京都に来たんだなぁという思いが急激に
押し寄せる。私の京都感。




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2013年1月11日(金)

マギーさんのご両親が展示を見に来てくださる。
「真之が(マギーさんの本名)」というセリフに妙に
しみじみする。マギーさんも人の子なんだなぁ、
当たり前なんだけども。

お客さんからのリクエストで、漫画画賊にサインをする。
サインって一発本番だからちょっと緊張するぅ。

夜、玉野さん、和夏さん、私で、鞍馬口に
木村さんの展示(木村了子さんと安喜万佐子さん
の二人展)を見に行く。
その後、鞍馬口駅近くを歩いていると、いかにも
「おばあちゃんの洋品店」といった雰囲気の店を発見。
レトロな柄のスカーフがあり、買うか迷う。
レトロというか、たぶん本当に古い。
店のおばあちゃんが「ご旅行ですか」というので、
「一応仕事で。私たち絵描きで、展示のために来たんです、
出張みたいな感じです」と答える。
その時のおばあちゃんのハァ〜?顔といったら。
まあ、私もバカ正直に答えなくても良かったんだが、
画賊の面々、どう見ても勤め人風ではないらしい。

京都駅まで戻り、夕ご飯を食べる。
ポルタの中のお好み焼き屋さん。京都に来ると、
ついポルタに頼りがち。なんでもあるしね。
サラダの付いていないセットを選ぶ。私のサラダ嫌いは
画賊にはもうバレているので安心だ(なにが?)。




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2013年1月12日(土)

もんちょ先生、萌さん、私の3人で
展示の受付をする。
萌さんの息子さん、わたるくんが人懐こくてかわいい。
まだ2歳、新幹線と写真に写るのが好き。
わたるくんと遊んだり、お客さんと話したりしているうち、
閉館時間となる。少し慌ただしい1日、
長居してくれるお客さんが多くてありがたい。

夜、Gallery PARC「溶ける魚 つづきの現実」展の
オープニングにお邪魔する。
早めに離脱し、ひとりイノダコーヒで夕ご飯。
かねてより狙っていた1800円位するビーフカツサンド
でも頼んじゃおうか知らんと意気込むも、手頃な
ポークカツサンドがあったのでそっちにする。

家に帰り、大津にでかけていた和夏さんとおしゃべり。
大津絵の入ったかわいいおせんべいをいただく。
展示会場の今日の様子、大津の話、テレビの話
(原西さん、ザ・狩人のこと)など、色んな話をして、
笑い過ぎて腹がよじれる。
テレビのない生活に、どうしてもテレビに想いを
馳せがちになる。和夏さんと私はテレビっ子だ。
関西ローカルの番組とか観たかったなぁ。

ちなみに和夏さんと私は鼻歌体質でもあり、
わりとよく歌っている。ちょっと踊ったりもする。
何かの番組の出囃子、オールスター感謝祭のCM入り
の音楽(アクションも交えて)、流れ星ちゅうえいのネタの、
ンパパパンパ、パンパ♪(オムツのCMの曲)
など口ずさむ。



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2013年1月13日(日)

玉野さんのお母様が展示を見に来てくださる。
背筋がシャンとして上品で、とても若々しい。
縄文時代や古墳が好きだそうだ。

こたつでくつろぐ人、玉野さんの枯山水ゲーム、
木村さんの縁結び双六で遊ぶ人など、長居をする
お客さんが増える。ビバリーの張り子も人気。

夜、和夏さんと叡山電車に乗って一乗寺に行く。
ウケンムケンというお店でアクセサリーを見たり、
けいぶん社で展示のチラシを置かせていただいたりする。
その後、電車とバスを乗り継いでガケ書房へ。
『漫画画賊』に参加していただいた山西愛さんの
マグネットを見つけ、和夏さんとふたり沸く。
他にもかわいいものがいっぱいあり、なんでも欲しくなる。
私は猫の刺繍のストラップを衝動買い。
ガケ書房でも、チラシを置いていただく。突然のお願い
にも関わらず、親切な対応、本当にありがたい。

帰り道、おなかが減ったので、ワールドコーヒーという
ムーディーな喫茶店へ立ち寄る。
和夏さんも私もドリアを注文する。熱くてほとんど
噛まずに鵜呑みにしてしまったような気がする。
ドリアは冷めない、ドリア恐るべしだ。

「漫画画賊もさー、ガケ書房に置いてもらえたら
良さそう」とふたり話す。それはこの日から
1週間後くらいに叶うことになるのだけど
(売り込みに行ってくれた山西さん感謝!)。




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